
- 不妊漢方治療サイトHOME
- 不妊に関する病気・症状
- 機能性子宮出血
〜機能性子宮出血とは?〜
機能性子宮出血とは
機能性子宮出血とは
器質的病変がなく、内分泌異常によって起こる子宮内膜からの不正性器出血を総称して機能性子宮出血といいます。
機能性子宮出血を起こす様々な内分泌異常には、視床下部、下垂体、卵巣系の機能失調が深く関わっていると考えられています。
不正性器出血の約30%は、機能性子宮出血が占めるといわれています。
機能性子宮出血が多い年代
思春期や更年期に比較的多い
機能性子宮出血の西洋医学的分類
1) ホルモン分泌様式による分類
エストロゲン破綻出血、エストロゲン消退出血など
2) 排卵の有無による分類
<排卵性出血>(卵胞期出血、排卵期出血、黄体期出血)
機能性子宮出血の約25%を占め性成熟期に多く見られる。出血量は少量のことが多い。
<無排卵性出血>
機能性子宮出血の約75%を占め思春期、更年期に多い。
3) 年代による分類
思春期出血、性成熟期出血、更年期出血、老年期出血など。
無排卵性出血が多く、機能性子宮出血の約50%は45歳以上に起こり、約20%が20歳未満に起きます。
機能性子宮出血の漢方医学的分類
<無排卵性出血>は、漢方医学では「崩漏(ほうろう)」の病証に相当します。
※参考 「崩漏」とは、月経時でもないのに、突然大量の子宮出血が起きたりあるいは子宮出血が絶えずだらだらと続くことをいいます。 特に前者を「崩」、後者を「漏」と呼びますが「崩」から「漏」に、また「漏」から「崩」に変わりやすい病証ですので「崩漏」と総称しています。
「崩漏」の種類
「崩漏」は原因によって、血熱崩漏(けつねつほうろう)、気虚崩漏(ききょほうろう)、血瘀崩漏(けつおほうろう)、肝腎陰虚崩漏(かんじんいんきょほうろう)などがあります
<排卵性出血>は、漢方医学では「頻発月経」「経期延長」「月経過多」「経間期出血」の病証に相当しその原因として、気虚失摂(ききょしっせつ)、陰虚火旺(いんきょかおう)、腎気不足(じんきふそく)などが考えられています。
月経量と月経持続時間について
正常月経量 平均50〜70ml 過少月経 20ml以下 過多月経 140ml以上 正常月経期間 3〜7日間(平均 5日間) 過短月経 2日間以内 過長月経 8日以上
月経過多・過長月経の主な原因
1) 器質的原因 子宮筋腫(特に粘膜下筋腫)、子宮腺筋症など
2) 機能的原因 血液凝固障害、無排卵周期症など
月経過少・過短月経の主な原因
1) 器質的原因 アッシャーマン症候群、広汎な子宮内膜炎の後遺症など
2) 機能的原因 子宮発育不全など
西洋医学ではホルモン療法を基本に機能性子宮出血の治療を行いますが、ホルモン剤で治療していても出血が反復されたり、ホルモン剤の副作用のために治療を断念せざるを得ない場合があります。
漢方薬で機能失調を改善することによって繰り返す不正出血が大変よくなることがあります。









