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〜子宮筋腫とは?〜
子宮筋腫とは
子宮の筋層内に発生する良性腫瘍で、30歳から50歳の女性の25%に子宮筋腫が見られます。
ほとんどが子宮体部に筋腫が発生し多発することが多いです。
悪性化することはまれで0.5%以下といわれています。
閉経後は、筋腫は縮小傾向となりその発症も激減してゆきますが、閉経後もなお増大するようであれば悪性(子宮肉腫)の可能性があります。
子宮筋腫の種類
子宮筋腫は筋腫の増殖方向の違いによって次の3種類に分類されています。
子宮筋腫全体の5〜10%が粘膜下筋腫、70%が筋層内筋腫、10〜20%が漿膜下筋腫です。
粘膜下筋腫
子宮内膜直下に発生し子宮腔内に向けて増殖してゆくので最も症状が重い子宮筋腫です。
粘膜下筋腫の症状と特徴
筋腫の増殖に伴い子宮内膜が引き伸ばされるために出血しやすく月経量が増加します。
局所の子宮内膜が圧迫されるためにうっ血し壊死を起こすこともあります。
筋腫を子宮から排除しようとして子宮収縮を繰り返し、収縮が増強するために陣痛のような強い月経痛と月経期間の延長が見られます。
また子宮内膜の状態が悪いために不妊症や不育の原因にもなりやすい子宮筋腫です。
筋層内筋腫
子宮筋層内に増殖する子宮筋腫で、最も多く見られ多発しやすい筋腫です。
筋層内筋腫の症状と特徴
子宮筋層内に筋腫の結節が増殖してくるので子宮が増大し変形してきます。
子宮の変形によって子宮筋の収縮がうまくいかなるために月経血の排泄に障害を生じて月経期間が延長します。
子宮筋腫のために子宮全体が腫大してくるのでお腹の張りを強く感じるようになります。
漿膜下筋腫
子宮漿膜の直下に発生して増殖し、無症状の場合が多いですが時に茎捻転を起こして急性腹症やショック状態をきたすことがあります。
漿膜下筋腫の症状と特徴
子宮漿膜下直下に筋腫が増殖し結節が増大してくるので周辺の臓器を圧迫します。
尿管を圧迫すると尿が出にくくなり尿閉や水腎症を起こします。
膀胱を圧迫すると頻尿や残尿感、排尿障害を起こします。
腰仙骨神経を圧迫すると腰痛を起こします。
直腸を圧迫すると便秘や残便感を起こします。
子宮筋腫の中は血行障害があるために筋腫自体は充血していて、のう胞化、硝子化、石灰化、壊死などに変性します。
漢方医学では、腹腔内に継続的な血行不良(血瘀)が生じその結果、子宮筋腫が増殖を繰り返してきたと考えられています。
「血瘀」には原因によって、寒凝血瘀(かんぎょうけつお)、気滞血瘀(きたいけつお)、気虚血瘀(ききょけつお)などの種類があり、患者さんの状態や症状によって血瘀の種類を分析し使う漢方薬を選別します。
漢方薬を使うことによって子宮筋腫の三大症状である過多月経、月経困難症、不妊症はかなり改善されます。
また、漢方薬は子宮筋腫の主な原因のひとつである腹腔内の血行不良を解消するので筋腫のそれ以上の増殖の抑制にも大変効果があります。
是非一度ご相談ください









